先日、ある建築士さんのセミナーを聞く機会があった。一般のかた向けの話でありわかりやすいとても良いセミナーであった。話の要点をまとめると、住宅建築において大事な点は、とりわけ日本という特殊な気候風土での建築においては、「耐震性」と「湿気対策」この二点が特に重要であるということでした。 そのためには、天然木材を使うこと、できたらヒノキ以上の良材を使うこと。なんでもヒノキ以上の木材を使っても、CMに莫大なお金をかけないちゃんとした工務店であればリーズナブルな価格で購入可能だという。 材料でだめなものの代表は、ホワイトウッドと米ツガ、防腐剤につけた木材であること。また木材は樹齢が大事だということを話しておりました。 材質もさることながら、建てる人が職人さんの集団であるかどうかが超重要だとも言ってました。本来の職人さんによる丁寧な作りこみをしてくれるかどうかが長持ちする良い家かどうかが決まるといいます。
ところがそんなおり、とても素晴らしい話を聞くことができました。ある地権者さんのところに行ったのですが、おばあさんが一人で住んでいました。その家は新築したばかりであり、話は自然と家の話になったのです。 おばあさんは年も年なので建て替えるかどうか迷っていたらしいのですが、ある大工さんとの出会いがあり思い切って建て替えたらしいのです。その大工さんはとても親切で、さまざまなおばあさんの要望も取り入れてくれ 思い通りの家が完成したらしいのです。小さい家ですが満足しているとのことでした。 そのおばあさんが言うのです。「良い大工さんに頼んでよかった。あの大工さんに出会えてよかった。」 素晴らしいことです。仕事でこんな風に言われるということが職人さんの名誉であり誇りです。 仕事で感動があるなんてとても素敵なことです。 ところが驚くべきはこのあとです。なんと、そのおばあさんはいろんな人にこの素晴らしい大工さんを紹介していたのです。その結果、おばあさんの知り合いでも二人ほど、その大工さんに建築を依頼したというのです。 仕事で感動と出会いがあり、またその感動と出会いの連鎖があるという。うーん、あっぱれ。
*きょう、3月10日、かつての陸軍記念日、そしてドレスデン爆撃にも比肩しうる米軍による残虐な大量殺戮があった、いわゆる東京大空襲の日に記す。
私の本業のホームページ 不動産法コンサル・サロン http://www.estate-consultant.jp
|