先日さいたま市に新たにオープンした「鉄道博物館」のことがテレビで紹介されていました。すごい人気のようで、私も今度東京方面に行くときはぜひ行ってみたいと考えています。オープン初日は2000人以上の鉄道ファンが並んだというぐらい人気沸騰です。内容も素晴らしいらしく日本が誇る鉄道技術の歴史がここにいけばわかるというポイントらしいですよ。 もちろん、日本の鉄道技術を画期的に進歩させた鮮鉄(朝鮮鉄道)や満鉄(満州鉄道)のコーナーも設けて詳しく解説しているんだろうなあ。うわあ、見るのが楽しみだ。 今日はこの鉄道博物館のオープンにちなんで、もう一つの鉄道人気について紹介することにしよう。それは今年の7月にJR東海が満を持して投入した新型新幹線「N700系」の凄みについてだ。 何がすごいかというと、速度をいままでよりも15kmもアップさせているのだが、騒音を極力減らし、消費電力も極限まで減らすということをやってのけている。乗り心地もさらに快適にするため、振動を制御する性能もUPしている。この速度をUPしながら振動もさらになくするというのは、とてつもない技術陣の努力の賜物だと思う。というのは東海道新幹線は昭和39年に日本で最初に時速210kmで開通したわけだが、山あり谷ありという自然状況に加え、用地買収の難しさもあった。そのため高速にはなるべく直線が良いのだが、現実的には無理があった。そのため曲率半径R=2500を限度として曲線を多用し開通していたのだ。(ちなみにそれ以降はR=4000だ)だからこのままの状態で速度を上げることは不可能だ。そこで考え出された究極の選択とは、レールのカント(傾き)を変えずに、車体角度を空気バネによって一度傾けた。これによりカーブで生じる遠心力を減殺することに成功する。 これ以外にも数多くの新たな技術が投入されたようだが、すごいと思うのは先頭の部分だ。「わしが翼を広げたよう」と形容されるぐらいかっこいい。 日本の鉄道技術はイギリスの模倣から始まったが、満鉄のアジア号で開花し、新幹線で世界の頂点を極めた。0系、100系、300系、人気の500系、700系、しかしこの間、速度ではフランスのTGVが圧倒的な力を示した。だけど早けりゃ良いってもんじゃないですね。フランスは大平原をトンネルを掘らずに飛ばせるんだからな。その点、日本はトンネル、曲線という制約の中で技術を開花してきた。その究極の位置に「N700系」がある。 笑える話がある。ある「反日国」が日本憎しで、新幹線を無視し、無理して、フランスのTGVを採用する。ところがその国は山はたくさんあるので、悲鳴を上げているという。TGVは故障も多く、乗りごこちは最悪なのだ。ただ速いというだけのこと。 やはり日本の鉄道技術はすごい。何気なく新幹線に乗っているが、制約を凌駕しての速度だけでなく、その静粛性、快適性を含めたトータルな技術力は世界一だったのである。
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