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良ちんの『日常を旅するブログ』
土地家屋調査士 斎藤良一が、旅や映画、読書等日常をつれづれなるままに書き綴るブログ
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二つの山と二人の偉人
先日、ここでも以前紹介したことがある預言者というか、津波研究家の飯沼さんから電話があり、今度5月に又新しい歴史的な津波の本を出すのでよろしくという電話があった。
その本は270ページにもなるすごそうな本である。
特に飯沼さんが言ってたのは、岩沼の千貫神社に古くから伝わる言い伝えの信ぴょう性であった。
あの伝説は869年の貞観津波のことではなく、西暦100年ごろにあった今回よりもはるかにでかい巨大津波の時の言い伝えであると断言しているのだ。
ということで今日はこれらのことから話を書いていくことにしよう。

昨夜は私が主催している「新月の会」という飲み会を行った。この会は若い方々に「日本が大好きになる話をする会」であり毎回私のつたない話をしている。
これまでも、日本刀の話、漆塗りの話、日本酒の話など文化的なこともするが、偉人の話が多い。
山縣有朋、西郷隆盛、楠正成、台湾を救った根本博陸軍中将、日露戦争の名参謀秋山真之、柴五郎陸軍中将・・・

昨日は何を話そうか迷っていたが、やはり偉人の話をすることにした。
一人は、すでに故人となられた東北電力の元副社長の平井弥之助氏である。
平井氏は女川原発を作る際に、三陸には大きな津波が来ることを予期して、断固として「高さ15m以上」を主張して実現した人である。
当初社内的にはコスト面などからもっと低く作る予定でいたが平井氏の強硬な主張に根負けして現在の高さ15mになった。
なぜ平井氏は強硬に主張したのか。実は平井氏の実家は岩沼の千貫地方にあった。ここには千貫神社があり驚くべき伝説があったのだ。
その伝説とは海から実に4km以上離れている千貫神社の近くまで津波が来て山の松に船が引っ掛かったという伝説である。
この千貫神社は現在こそ山のふもとにあるが、古くは山の中腹にあったといわれている。
この千貫山は標高190mもあり、中腹といえども相当ある。津波はどの高さまで来たかはわかっていないがそれにしてもこの山の松に船が引っ掛かったというのも尋常でない。

千貫神社 千貫神社

千貫山 千貫山から下を見る

この千貫神社に伝わる恐るべき伝説を平井氏は聞いていたのだ。だから社内の反対を押し切り、「三陸には必ず巨大な津波が来る」という確信から原発を高い位置にしたのだ。
この平井氏という偉人のおかげで宮城県は助かった。なんという偉人であろうか。

新月の会ではこの平井氏のことと神社に伝わる伝説もばかにすることなく大事にしていこうなと伝えました。

もう一つの偉人伝は、大東亜戦争において最大の激戦となった硫黄島を戦った日本陸軍の栗林中将の話をした。
こちらも小高い山である、擂鉢山という象徴的な山が存在してある。
なぜ昨日3月27日に話したかというと、硫黄島の激戦の最後の総攻撃が行われたのが、おとといつまり3月26日だからだ。
日本軍守備隊、2万、それに対してアメリカ軍は6万を超えた。それだけでなく空母、戦艦、巡洋艦などおびただしい数の艦船、数千機の航空機による激しい空爆、アメリカの圧倒的な物量による彼我の差は歴然としていた。
それでも栗林中将による素晴らしい作戦によってアメリカにも多くの犠牲をしいていたのだ。
作戦だけではなく、日本陸軍の敢闘精神も素晴らしかった。
1、我らは全力で本島を守り抜く


5、最後の一人になってもゲリラとなって敵を悩ます
彼らの思いは、自分の犠牲によって日本を守りたいという願いに貫かれていたのだ。
戦力から言えばたったの三日で落ちるはずだった硫黄島の戦いが栗林中将をはじめとする日本陸軍の兵士たちの敢闘によって40日以上を持ちこたえていた。
しかし最後の日は刻一刻と近づいていた。
二万名いた日本陸軍のうち残りはわずかとなっていた。
3月26日早朝、ついに栗林中将をはじめとする400名による最後の総攻撃が行われ、そして全員玉砕となった。

出撃前に、栗林中将は大本営に訣別の電報を打ったのだ。

国のため 重きつとめを 果し得で 矢弾尽き果て 散るぞ悲しき

そして硫黄島の象徴的な山である「擂鉢山」にも星条旗が翻ったのだ。
意外にもこの擂鉢山は岩沼の千貫山より低い170mだという。

硫黄島 硫黄島の擂鉢山


一方この大東亜戦争でも最大級の激戦であった硫黄島の戦いを記憶にとどめて亡くなった兵士たちの慰霊をしようと毎年アメリカでは3月26日の日に大規模な慰霊祭を行いテレビでも放映されている。

しかし、一方日本では、遺された13000名の遺骨を硫黄島にそのままほったらかしにし、国会でも慰霊をするどころか、増税や選挙のことしか頭になく、さらにはテレビにおいては、少しは報道するのかと思いきや、トップニュースが、AKB48の前田敦子が卒業しましたとくるのだ。
すさまじいことである。

新月の会では、これら二人の偉人の話を中心に展開したが、やはり神社に伝わる伝説などをもっと大事にすべしということと先祖たちへの感謝の念を尽くすことがより重要なのだと締めくくった次第でした。

*硫黄島で戦い散華された兵士たちに感謝の念を抱いて、3月28日に記す。

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