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良ちんの『日常を旅するブログ』
土地家屋調査士 斎藤良一が、旅や映画、読書等日常をつれづれなるままに書き綴るブログ
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椰子の実
サイパン戦争 

先日、今話題の映画「太平洋の奇跡」を見てきた。とても感銘したので今日はこの映画の話を書くことにしよう。

サイパン島での日本軍の敗北のあとも、わずかな兵士たちがゲリラ戦を展開していた。
その一隊である「大場栄大尉部隊」のすさまじい戦いを描いていた。
しかし「太平洋の奇跡」とはあまりにも日本陸軍のすごさを知らない言いようではないのか。

なぜなら日本陸軍の戦いはすべてが偉大であり、すべてが奇跡的な戦いをしたのだからだ。
何もサイパンにおける大場隊だけではなく、例えばビルマとインドの国境付近の「コヒマの戦い」
あるいは「トーエツの戦い」 「ラモウの戦い」 「グアム島の戦い」 インドネシアでの今村隊の戦い、同じサイパンの戦いでも
斎藤中将の戦い、田中隊の戦い、平隊の戦い
すべてが10数倍の敵兵力を前にして奇跡的な戦いをしているのである。
しかしもっともすごい戦いが、ペリリュー島の戦いではないのか。
日本軍の1万人に対し、敵は20倍の20万人、しかしそれでも日本軍は現地島民を安全な場所に移動させ、そのうえで戦い、最後は60名となり玉砕戦を挑み散って行ったのである。その際に電報で「サクラサクラ」を打電し直後に万歳突撃をしていったという。

映画の中では大場大尉を竹野内豊が好演していた。大場大尉はち密な戦略でゲリラ戦を戦いアメリカ軍をきりきり舞いさせていた。日本が敗戦してからも約一年間ゲリラ戦を戦っていたことになる。米軍からは「フォックス」と呼ばれおそれられたという。
すごすぎる。

この映画の原作はなんと、当時アメリカ軍人として大場隊と激戦をした方が、戦後に大場栄氏を尊敬心をもって描いた本なのである。
だから不思議にもこの映画には反戦の色があまりない。敵でありながらも尊敬するフォックスこと大場大尉への尊敬心で描かれているのだ。

サイパンの戦い1 
映画全体が素晴らしかったが、しかしたぶん誰もが感動するのが、この写真のシーンではなかっただろうか。
これはラスト近くのシーンである。
47名にまで減った大場隊がついに降伏して山から降りてくるところだ。
軍人としては最も屈辱的なところだろうが、なんと大場隊はここで軍歌を歌いながら行進してくるのである。
この歌が私の父親も大好きな「歩兵の本領」である。
明るく力強く元気のいい軍歌である。
・万朶の桜か襟の色 花は隅田に嵐吹く 大和男子と生まれなば 散兵せんの花と散れ
・尺余の銃は武器ならず 寸余の剣何かせん 知らずやここに二千年 鍛えきたえし武士の魂


・ああ勇ましの我が兵科 会心の友よ来たれいざ 共に語らん百日祭 酒杯に襟の色うつし

驚いたと同時に感動して涙が出た。実際とは異なるのだろうけど、決してアメ公になんか負けちゃあいねえという気概を持っていたのではないのか。そんな気がした。

この「歩兵の本領」とともに感動した曲が「椰子の実」である。
映画の中では、敵であるアメリカ軍が降伏を勧告するためにこの曲をスピーカーで流すシーンだった。
この曲によって日本軍人の心に郷愁を呼び寄せるという作戦である。
すごくいい曲だ。
映画の中でも軍人がこの曲によって動揺する、しかしそれでも戦いを続けるのである。
椰子の実にまつわるエピソードとしては、靖国神社にも伝わっている有名なものがある。
故郷への郷愁にかられたある兵士が、椰子の実に自分の名前を墨書してそれをマニラ湾に流した。
不思議なことに数年後に故郷の港にこの椰子の実が流れ着いたという椰子の実が展示されている。
本当のことなの?

いずれにしても「椰子の実」は素晴らしい曲だ。
そしてすべての日本軍兵士が故郷を思い出し、郷愁にかられながらも、それでもなおかつ国のために戦い多くの兵が散ったのだ。
我々にできることはこれらの偉大な兵士たちにいつもいつも感謝し、尊敬の念を抱き続けることではないだろうか。

「椰子の実」
名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実
故郷の岸を 離れて
汝はそも 波に幾月
旧の木は 生いや茂れる
枝はなお 影をやなせる
われもまた 渚を枕
孤身の 浮き寝の旅ぞ
実を取りて 胸にあつれば
新たなり 流離の憂い
海の日の 沈むを見れば
激り落つ 異郷の涙
思いやる 八重の汐汐
いずれの日にか 国に帰らん


*韓国に不法占領されている竹島の日に記す
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【2011/02/22 22:20】 | 日記 | Author:斎藤良一 E-mail:info@estate-consultant.jp


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