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良ちんの『日常を旅するブログ』
土地家屋調査士 斎藤良一が、旅や映画、読書等日常をつれづれなるままに書き綴るブログ
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世論の正体
ワールドカップがすごい。夕べは最強のブラジルがオランダに破れ4強を逃した。
このオランダに惜敗したのがわが日本軍なんだからな。
日本軍の対パラグアイ戦もすごかったな。壮絶な戦いであり、最後はPK戦に散った。
大東亜戦争で散ったぺリリューの戦いやコヒマの戦いの日本軍人をイメージしてしまう。

それにしても岡田監督率いる日本軍は素晴らしい戦いをし、感動を与えてくれたわけだが、
ワールドカップが始まる前の、マスメディアの論調、世論はどうだったかをみてみよう。

ワールドカップが始まる前の試合では、韓国に三連敗をはじめとして、イングランドなど対戦するすべての国に完膚なきまでに叩かれ敗戦していた。
「史上最弱の日本代表、岡田監督はやめてしまえ、戦略も戦術もめちゃくちゃな日本代表・・・」
マスメディアに散々に叩かれていた岡田監督と日本代表。苦しかっただろうな。
岡田監督の表情は苦悶にゆがめ、インタビューにも必要最低限のことしか語らず、ただがんばるとだけ語っていた。

それがどうだ、強豪国・カメルーンに勝つやいなや手のひらを返したように、日本代表をほめちぎるマスメディアと世論。
マスコミの仕事ってひょっとして次の二つだけかもな。
1、はしゃぐこと
2、何かをバッシングすること
日本のマスメディアには分析する、冷静に検証するというのは無いのかもしれないね。残念ながら。

予選リーグを突破したあとのはしゃぐマスコミの岡田監督へのインタビューはおもしろかった。
マスコミ「始まる前、不調が続いていましたが、本戦では見事な勝ちっぷり。何か戦術、闘い方に変化があったんですか。」
岡田監督「え?別に戦略・戦術に何も変化はありませんよ。私たちは一貫して日本らしい戦い方を追及してきた。
その結果、勝っただけですが。」
マスコミ「・・・・・・・・。」

マスコミとしては、勝つとすぐにドラマチックにしたいわけですよ。例えばスイス合宿で今まで監督や仲間内で分かり合えなかったものが、打ち解けて連帯感が増し心が一つになった。とか。
青春ドラマのような展開がほしいんだよね、マスコミとしては。

岡田監督は意趣返しというべきか、手のひらをすぐに返す信用のならないマスコミに復讐していたように見え痛快であった。

我々一般国民は、マスコミの情報、論調に左右されてしまうわけだから、世論というのも実態は、マスコミの論調、情報の仕方によって決まってしまう。そういう意味ではマスコミというのは非情に恐い存在である。
世論をどうにでも左右することが可能な存在だから。

まだスポーツはいい。これが政治や経済にもこのはしゃぐマスコミのしょうもない情報によって世論が形成されてしまうとしたならば恐い話である。
例えば、お相撲さんの賭博問題である。それほど連日、トップニュースでやるほどの重大な問題だろうか。
お相撲さんは昔から、けいこをすること、食べること、寝ること、休憩には花札をしたり小さな賭博はしてきたのだ。
野球賭博もあっただろう。マスコミ人がマージャン賭博をしてきたように。(笑)
暴力団との付き合いがあるからという。なるほどね。
しかしお相撲さんなどのことよりもっとすごい暴力団との関係団体のことは一切報道しない。
最近ものすごく売れている本に「憚りながら」という本がある。暴力団の組長後藤忠正氏が書いた本である。
この暴力団はある巨大宗教集団から依頼され数々の犯罪をしてきたという。
それらのことをこの元組長が赤裸々に告発しているのだ。

しかし、マスコミとしては叩きやすい相手であるお相撲さんは告発しても、巨大な悪には頬かむりするのである。
あるいは小さな賭博は告発しても、チーンジャラジャラしてお金を換金する北朝鮮とも関係する巨大な賭博組織のことは一切告発しないのである。
あるいは世界中のテレビが、寒総理大臣の女性問題を報道しているが、日本のテレビ局だけは一切報道しない。
宮崎の口蹄疫問題も4月から大変な状況になっていた。しかし、農林大臣がキューバに豪遊していたため何の対策もなされなかった時期は報道せず、報道するのは農林大臣が帰ってきて宮崎入りしたときからなのである。
自民党の中川大臣のワイン事件のときはあんなにも集中的に報道して自民党敗北を決定付けたのにである。
中立公正であるべきマスコミがこのありさまなのである。
これらの限られた情報のみで、我々国民は世論を形成している。あるいは形成させられている。

世論の正体、それはマスメディアの論調、情報操作によって作られたものだったのである。

岡田監督と日本代表、彼らは素晴らしい戦いをして日本中に感動を与えた。
彼らは日本人の底力と勇気を示してくれた。
同時にもうひとつのことを示してくれたのではないかと思う。
それは世論の正体が、実はマスコミによる作為的な情報によって作られたものであることを。



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【2010/07/03 10:10】 | 日記 | Author:斎藤良一 E-mail:info@estate-consultant.jp


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