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良ちんの『日常を旅するブログ』
土地家屋調査士 斎藤良一が、旅や映画、読書等日常をつれづれなるままに書き綴るブログ
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おむすび

先日は塩釜神社に参拝してきました。
そして塩釜神社の神職をやっている友人のN氏ともあって久しぶりに話をしてきました。
その中でとても感銘した「人と人との結びの話」を中心に今日は書いていくことにしよう。

昔見た「まんが日本昔話」にこんな話があります。
ある村の若い男と女がおりました。二人は夫婦になろうとするのですが、親たちから反対をされてどうにもなりません。
そこで、村の神様のところにお祈りにいくのです。「神様、どうか二人が添い遂げられるようにお願いしますだ。おおそうだ、出来たら縁結びの神様である出雲大社に何とかお願いに行ってくれませんか。こらは少しばかりですが、おむすびです、道中腹が減るでしょうからこれを食べていってくだされ。神様何とかお願いしますよ。」

村の神様は困ってしまいましたが、あまりにも二人が熱心なもので、出雲大社にお願いの旅に出ることにしたのです。
そして出雲の神様に差し上げるものが何もありませんから、二人からもらったおむすびを差し出し、何とか出雲の神様に許可をいただき、二人はめでたく結婚できたという話でした。

皆さんは、コンビニのおむすびとお母さんや奥さんから作ってもらったおむすびとどちらがおいしいですか。やはりお母さんなどに手で作ってもらったものはおいしいですよね。なぜでしょうか。コンビニのは梅にしても海苔にしても一級品ばかりです。
それなのにお母さんのはおいしい。それは機械と手との差なんです。そして愛情でしょうか。
手で作ったものは、作り手と持たされた人がつながっているんです。結ばれているんです。まさしくおむすびです。

先ほどの塩釜神社の神職さんN氏から聞いた話はこうです。
このN氏は塩釜神社の前は靖国神社で神職をしていました。今から15年ほど前です。N氏は当時の宮司である大野宮司の秘書的な仕事をしていました。
あるとき、大野宮司からA氏という特攻隊で亡くなられた方の、遺品や関係書類などすべてを整理して置くように命じられました。
命じられてから一週間がたちました。
大野宮司から「この間、命じておいたA氏の遺品などを宮司室に持ってくるように、いまA氏のご遺族が来ているから」と命じられました。
そこで宮司室に入りA氏のご遺族に整理しておいた遺品などをすべて見せたのです。
そしてご遺族の方々から感謝の念を述べられた後、不思議なことを言われたのです。
ご遺族「いやあ、感激しました。でもどうしてこんなにきちんと整理されここにあるのですか?しかも私たちは何の連絡もせずにきただけなのに。
記帳して帰ろうとしたら、受付の方から宮司さんが待ってますので宮司室においでください。といわれびっくりしました。まるでかなり前から私たちが靖国に来ることを知っていたかのようで。」

すると大野宮司は驚くべきことを言ったそうです。「待っとったよ。神様に言われとった。それでN君に整理して置くように命じてたんじゃ。そういうもんなんじゃ。神様と結ばれとんのじゃ。ははは」
N氏も御遺族の方々もあっけに取られたとのことでした。

生きとし生けるものはすべて結ばれているのです。植物も動物も、例えば味噌や醤油、日本酒にしても、米に麹菌や酵母菌というカビ類が結ばれて出来るように。 あるいは水素と酸素が結ばれて水が出来るように。
人と人も離れていてもすべてが因果の世界で結ばれているそうです。
しかし、さらには神様と人も結ばれている、さらにさらに死者と生者もが結ばれているらしいのです。だからこそ日本では死者へのお祈りは、死者との魂の結びのためにやるそうです。

結びのムスとは結ばれるという意味だけでなく、産霊すなわちモノを産み出す、あるいはもっと言えば生殖によって生命を生み出すことも言うそうです。

すべてが結ばれていると感じられたら幸せでしょうね。

ぜひ皆さんにおかれては、もし息子さんや娘さんが小生意気なことを言って気分がめいったときは「おむすび」を持たせて次のように考えるとといいかもしれません。

息子や娘のムスとは「結ばれている子」という意味なんだ。確かにお父さんとお母さんが結ばれて出来た子だし、とりわけお母さんにとってはへその緒でも結ばれていたし。世界で最も濃い絆で結ばれているしね。
おむすびをおいしくほおばっている姿を連想しながら、むすびの力の偉大さを感じれるのではないでしょうか。

塩釜神社では、新しいお守りが売られていました。その名も「むすひ守り」まさしく結ぶお守りです。
神様が人と人の仲を結んでくれるかもしれません。
あるいはお守りでなくても、おむすびもつなげてくれそうです。
ただ私の場合は、おむすびで結ばれているというよりは、同じ米を原料とした日本酒で結ばれている毎夜なのですが。
むすひ2塩釜神社の「むすひお守り」200円

私の本業のホームページ 不動産法コンサル・サロン http://www.estate-consultant.jp

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【2010/01/08 16:30】 | 日記 | Author:斎藤良一 E-mail:info@estate-consultant.jp


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