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良ちんの『日常を旅するブログ』
土地家屋調査士 斎藤良一が、旅や映画、読書等日常をつれづれなるままに書き綴るブログ
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技術者魂の系譜

先日、飛行機大好き野郎の友人S君と飲んだ。その日は、戦前の名機「雷電」のことを中心に熱っぽく語っていた。
彼はメッサーシュミットや紫電改等の模型を作りラジコンで飛ばすのも趣味にしている。
彼の祖父は、戦前、日本最大の航空機メーカーであった「中島飛行機」の荻窪工場長だった。
そういう技術者の血が伝わっているのであろう、彼はものづくりや技術系にとても造詣が深いのだ。
ということで今日は中島飛行機のことを中心に書くことにしよう。

ある方が、先日車を変えた。長く乗っていたトヨタのクラウンを買い換えたのだ。前の車は34万キロ乗っていたが、サスペンションも全く問題がなく、さすがはトヨタだといっていた。
このトヨタクラウンを開発したのは、長谷川龍雄氏である。彼は戦前の立川飛行機で日本最初のジェットエンジンを中心的に開発したすぐれた技術者である。もう一年早くジェットエンジンの量産化が出来ていればなあ。(溜息)
あるいは、日産のスカイラインGTRを開発したのは中島飛行機の中川良一氏である。
あるいは、ホンダがF1で大活躍したが、その車を開発したのは、中島飛行機の中村良夫氏である。
スバルレガシーで有名な富士重工業とは、そもそもが解体された中島飛行機を母体に出来た自動車メーカーである。

戦後の日本の発展の中心的な役割をした自動車産業だが、その開発者の多くが中島飛行機で大活躍した技術者たちなのである。
戦後、飛行機開発が禁止され、自動車開発でその培われた能力を発揮したのである。
中島飛行機は最大26万人の従業員を抱え、日本陸海軍の主力戦闘機、爆撃機などをフル生産していた。
零戦のエンジン栄20型、21型・・、奇跡のエンジンと賞される誉エンジン、隼、疾風、銀河、彩雲、月光などの名機群、そして未完となってしまったが超大型爆撃機「富嶽」・・・

中島飛行機の技術者たちは死力を尽くし戦ったが、最後は物量、資源の豊富なアメリカに敗れてしまったのである。
とはいえ戦後、自動車の開発競争となるや、なんとしてでも勝ってやるという気持ちで戦い、自動車の分野で勝利を収めるのである
戦後の日本の豊かさは彼ら技術者たちのがんばりのおかげなのである。

我々日本とはまさしく技術の国といえるのではないだろうか。
自動車をはじめ、新幹線、ロボット、半導体、ハイビジョン、インターフェロン・・・
縄文時代の三内丸山遺跡を見てもその技術の高さはうかがえるし、日本刀や漆塗りの技術は世界の憧れとなっている。
このような日本の古代から現代までを貫くものは技術開発にかける意気込みであり、知恵である。
そういう意味でも技術者魂の継承こそが我々日本人にとって最も大事なこととわかる。

ところが、現在の政府が無駄を省くと称して、事業仕分けなるもので、科学技術予算を極端に減らそうとしているのだ。
レンホーとかいう中国人女が仕分け人となって斬りまくっている。すべての科学技術の頭脳に値する「スパコン」や、期待される分野であるGXロケット、ナノテクノロジー、代替エネルギーの基礎研究費などを「世界一じゃなくてもいいじゃないですか?それでいつ採算取れるんですか?」等と日本の将来を担う科学技術を軽視しているのだ。

アメリカを見よ。あえて「米国競争力法」を超党派で制定し、スパコンや代替エネルギー開発に巨費を投じている.。
韓国を見よ。将来期待される新素材開発に巨額の国費を当てるという。

日本の民主党だけが、科学技術の重要性を理解していないのだが、そんななか富士通の英断が光る。
国がスパコン開発に予算を割かなくとも、一私企業であってもスパコン開発を進めるという。
えらい、まじすごい。

現在の政府が続く限り、日本の科学技術の進歩は望むべくも無い。しかしながら長い歴史の中で我々日本人はどんなときでも技術開発をやめたときは無い。我々はそういう民族なのである。
その証拠に中島飛行機の技術者たちの戦いがあるし、富士通の英断がある。この技術者たちの系譜の中にこそ日本民族の核心があるように思えてならないのだ。

私の本業のホームページ 不動産法コンサル・サロン http://www.estate-consultant.jp



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【2009/12/05 14:43】 | 日記 | Author:斎藤良一 E-mail:info@estate-consultant.jp


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