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良ちんの『日常を旅するブログ』
土地家屋調査士 斎藤良一が、旅や映画、読書等日常をつれづれなるままに書き綴るブログ
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子平の眼力
先日、子平町の地権者さんのところへ行って土地有効利用についてのアドバイスをした後のこと。
ここ子平町の地名の由来について歴史好きの地権者さんは話された。多少は知っていたのだが、由来となっている林子平のお墓がある龍雲院のことや、林子平の偉大さ、そして林子平をこよなく尊敬し最後は流雲院の子平の墓守までした、からす組の親分、細谷十太夫の話がおもしろかったので、今日は林子平のことを書くことにしよう。

細谷十太夫という人は知らなかったのですが、戊辰戦争というよりも会津戦争で大活躍したすごい人らしいです。会津藩側にたち、30以上もの戦闘すべてに勝利し貢献した。しかも正規軍ではなく、ゲリラ戦を展開。各地の博徒などやくざを結集して、「衝撃隊」を結成し戦ったことからもわかるように戦術だけでなく、やくざからも慕われたなかなかの人物だったらしい。
会津戦争に敗れた後は北海道の開拓などに尽力され、その功績が買われ新政府となってから陸軍少尉となり千人隊長として日清戦争で活躍したそうだ。
その後、仙台に戻り心から尊敬する「林子平」の墓守になるため剃髪して龍雲院の住職となったということだ。

この細谷十太夫という天晴れな人物が心から慕う林子平とはよほどすごい人なんだろうと思っていろいろ質問してみた。やはり江戸時代きってのすごい人物らしい。(そんなすごい人が仙台にいたわけだ。)
江戸幕府が揺らぐペリー来航からはるか70年前に林子平は世界情勢を把握していて、江戸幕府のままでは対応できないこと、ヨーロッパ列強はアジアを植民地としていて日本もこのままでは植民地にされてしまうこと、日本は国防力を強化し、富国強兵を図らねばならないこと、鎖国に眠りこけている幕府を厳しく批判したこと、さらには「海国兵談」や「三国通覧図説」など素晴らしい本を自費出版し、日本の進むべく道を示したとのこと。
ところが当時の世界情勢を見ようとしない幕府側は、林子平の行為を世の中を騒がせる行為とみなし、な、なんと刑罰に処してしまうのだ。

話は変わるが、今回の選挙結果に対して、マスコミはうれしそうに報道していたのが笑えた。とりわけ反自民、反警察の論調で有名な自称ジャーナリストT氏は、こぼれるような笑顔で「今回の自民党の完敗を見ますと、つくづく平家物語を思い出しますね。そう、祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり・・あれですよあれ、盛者必衰の理をあらわす。ははは。」と無邪気に解説してご満悦の様子だ。

一方ある識者の考え方はショックを受けた。それによれば「今回の政変を見ていると今の日本は幕末なんだなと確信できますね。自民党とは江戸幕府の鎖国派と言えます。民主党は開国派、ただし中国、朝鮮への開国派、従って自民も民主も共に幕府内部の争いに過ぎません。幕府とは何かといえば現在の状況下では戦後民主主義といえます。現憲法を死守するという現代の幕府の元では、いずれにしても厳しい対応を迫る世界に伍していけません。江戸幕府が鎖国派から開国派へ移り、そして外国の度重なる戦争にさらされついに日本人自身によって幕府、すなわち戦後民主主義を倒していく。こういう流れで推移していきますよ。いずれ現憲法死守という幕府は倒れますから。」

江戸時代、幕府を揺るがすペリー来航を予言し国防の必要性を訴えた林子平は幕府の怒りを買い刑死したが、その後の歴史は子平の予言のとおり推移していくのである。
現在の日本の周りでは中国海軍が測量船を繰り出し深浅測量をあちこちでおこなっている。たぶん日本のどこから侵攻作戦を行うかを吟味するためのものであろう。さらには島根沖合いでは戦車を山積みして上陸作戦を行う揚陸艦が出没しているという。
こういうことに対して政府も反撃できず、マスコミにいたっては報道すらしない。相変わらずノリピー話題である。
いずれにしても幕府的な対応では今後の日本は救われない。そのことを教えてくれるのが、仙台で活躍した林子平という予言者なのである。
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【2009/09/06 15:10】 | 日記 | Author:斎藤良一 E-mail:info@estate-consultant.jp


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