良ちんの『日常を旅するブログ』
土地家屋調査士 斎藤良一が、旅や映画、読書等日常をつれづれなるままに書き綴るブログ
気になる昭和30年代

去年から今年にかけて見た映画を俯瞰してみると奇妙なことに気づく。無意識のうちに昭和30年代を舞台にした映画をいくつか見ていたのだ。今日はこれらのことを書いていこう。


昨年見た映画が「渋谷物語」だ。戦後の混乱期に渋谷を拠点に勢力を拡大した実録のやくざ安藤昇の物語だ。戦後は日本に警察力も軍隊もなくなったことをいいことに、日本人を暴力でねじ伏せ不法行為の限りを尽くす集団がいた。腕っ節が強い大学生・安藤がこの状況に腹をたて不法行為集団と渡り合い、勢力を拡大していくという物語だ。これも昭和30年代のことだろう。


「三丁目の夕日」も見たが、これは昭和33年の東京を描いたものらしい。集団就職で青森から出てきた女の子や、東京タワーを作っている最中の映像が出て、日本の経済復興がいよいよという時代が表現されていた。この映画もおもしろかった。


それと、「フラガール」映画自体もおもしろく、天才女優、蒼井優のラストも圧巻だった。子供のころなぜ、福島に常磐ハワイアンセンターというものがあるのか不思議だったが、そのなぞも解けた。


私の仕事は、土地の境界立会いをし測量をするのがメインのため、各地の土地の歴史を知ることになる。登記簿の所有権の歴史も知る機会も多いため、戦後の土地所有権の移り変わりをつぶさに見てきてしまっている。


ここでタイトルになるのだが、戦後の歴史の重要なキーワードが、昭和20年代後半から昭和30年代初頭なのだ。このころ日本ではさまざまな動きがあった。経済復興、エネルギー革命、都市の勃興、農地改革、給料の値上がり、・・・・


普段仕事で不思議に感じている歴史的な事柄を、これらの映画を見て「あ、そうか。」と感じたのに違いない。昭和20年代後半から30年代にかけてあまりにも急速に大規模な変革があったのだろう、この日本において。


私の本業のホームページ:不動産法コンサル・サロン http://www.estate-consultant.jp


【2006/12/27 22:31】 | 日記 | Author:斎藤良一 E-mail:info@estate-consultant.jp