新年明けましておめでとうございます。 正月休みはやはりテレビを結構見てしまいましたが、あいかわらずタレントを起用したバラエティ中心で辟易してしまいましたが、そんな中でもおもしろいものがありました。クイズ形式のバラエティなんですが「伊勢神宮」特集のクイズだったんです。今日はこの話しを紹介していきましょう。
次のようなクイズです。伊勢神宮では一年間に何回お祭りをするでしょうか? なんと答えは、1300回です。 どうして普通の神社に比べてあまりにも多いかというと、伊勢神宮では毎日、朝と夕方に神様に食事を出すのですが、これが一つのお祭りになっているわけです。驚くべきは必ず火をおこすことから始めることです。木を利用して摩擦力によって火を毎回おこすのです。神官の人が一生懸命火をおこし口でふうーと吹いて火を大きくします。これからお湯を沸かしたり食事を作るのです。神様の食事はごはん、鯛のような魚、海藻類、果物、野菜、塩もありました、そして水もあります、驚くべきはお酒(清酒)があるのです。神様も我々と同じくお酒が好きなようです。このうち野菜や果物はものすごくいろんな種類があります。30種類は並んでいたでしょうか。 また、ごはんは伊勢神宮にある田んぼから取れたお米です。テレビは田んぼで神官が米作りをしているシーンを映し出します。大事なときだけ神官が手伝い普段は農家の方に生産を任せているんでしょうが、神様の田んぼで作られたお米を使ってごはんを作るのです。素晴らしいことです。さらにテレビは神様専用の塩田を映し出します。この塩田から天日干しで作られた素晴らしいお塩を毎日朝夕とも神様は食します。これも素晴らしい。 魚や野菜・果物はどうしてるんでしょうか。寄進なのか、まさかこれらも神様専用で採れた物なのか、映像ではなかったのでわかりません。水はやはり伊勢神宮の湧き水でしょうか。 これらの膨大な量の食事を神様が食されたあとは、こららを神官の皆様が食されます。いずれにしても神官の皆様はかなり忙しい感じがします。朝早くからおきて神様の食事作りから始まるのです。 これら食事のお祭りを一年間やっても、365×2で730回にしかなりません。1300には遠く及びません。この食事のお祭り以外にも、たくさんのお祭りがあったのです。
次のクイズです。伊勢神宮のお祭りで最も重要な祭りは何ですか? 前問と関連しますが、答えは神嘗祭です。これは知ってました。10月17日頃に行われるお祭りであり、多くの神社でも執り行われます。ここでも神様に新米などが奉ぜられ、神様が食を召されます。神嘗祭と良い新嘗祭と良い常に神様って食事を召されます。やはり「食」が根本ということでしょうか。五穀豊穣への感謝をお祭りする儀式が年間を通して行われているのです。ありがたいことです。 ところが重要なお祭りはこの神嘗祭ともう一つあったのです。それが月次祭(つきなみさい)。これは6月と12月にあります。この三つのお祭りは特に大事で、しかも三つとも一般の人の見学ができないといってたように思います。テレビの画面は、真夜中のお祭りの情景を映します。若干不気味な感じですが、別な言葉で言えば厳かです。伊勢神宮は天照大神を祭った神社ですから、すなわち神様は太陽です。6月と12月に行われる月次祭はなぜ重要かといえば、やはり太陽と関係があるようです。夏至と冬至です。 他にも気になるお祭りがいっぱいあります。なんと風の神様をお祭りする儀式もあるのです。何でも5月、6月の風は農業にとって大事なのでと言ってました。風までお祭りしてたんだ。すごすぎです、伊勢神宮。 もっと驚いたことは、天皇陛下でも伊勢神宮の三種の神器(勾玉、刀剣、鏡)を見ることができないことです、そして天皇陛下は、毎朝、伊勢神宮の方角に向かい遥拝しているということです。やはり伊勢神宮って只者ではないようです。偉大な歴史家トインビーも伊勢神宮を参拝し感動しある言葉を残しています。 「この聖地で、私は世界のあらゆる宗教の根底を貫く統一的なるものを感じる」 トインビー博士も、八紘一宇の世界観を見たのです。 この素晴らしい伊勢神宮の20年毎の遷宮があと五年後にできるのです。
歌人西行は伊勢神宮を参拝し次の歌を残しています。 なにごとの おわしますかはしらねども かたじけなさに なみだこぼるる
お伊勢様にはとてつもない奥深さが潜んでいるようです。
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